💔 Roskomnadzor はどうやって私のロシア向けトラフィックを誤って壊してしまったのか。ある開発者の SEO ストーリー
最新の SEO プロジェクトでは Cloudflare を使っていました。業界標準ですから、当然安心だと思っていたんです。ところが 2025 年夏、Roskomnadzor による静かなブロックのせいで、ロシアのユーザーからのアクセスが大きく遮断されていました。痛い教訓はこうです。重要な市場では、自分のインフラを自分で握っておく必要があるということです。
消えたトラフィックの謎
私は海外在住のフロントエンド開発者で、スキルを磨くために大規模な SEO プロジェクトを作っています。数字だけ見れば順調でした。Yandex には実に 12,500 ページ もインデックスされていたからです。
それなのに、ロシアからの実際のトラフィックはほぼゼロでした。
見えない壁
そこで調査を始めました。原因はコードでも SEO 戦略でもなく、ネットワーク層にありました。
調べてみると、Roskomnadzor が特定の Cloudflare の IP レンジからの通信をブロックしていたのです。私はロシアにいなかったので、大手ロシア ISP を使う何千人ものユーザーにとって自分のサイトが事実上落ちていることに気づけませんでした。私の「高速化レイヤー」は、いつの間にかファイアウォールになっていたのです。
対策: Nginx と VDS
解決するには、間にいるサービスを外すしかありませんでした。
- Cloudflare を無効化する: プロキシを完全にオフにしました。
- セキュリティとキャッシュを作り直す: それまで無料で得ていた重要な機能、つまりキャッシュ、圧縮、基本的なセキュリティを再現するために、自分の VDS 上で Nginx を手動で設定しました。
結果: アクセスはすぐに復旧しました。12,500 ページすべてが、いまではロシア連邦から到達可能です。
学び
規制の厳しい市場では、Cloudflare のような「設定したらあとは忘れていい」系のサービスが、逆にリスクになることがあります。結局いちばん安全なのは、昔ながらの方法であることが多いです。つまり、自分で隅々まで管理できる、高度にカスタマイズされた VDS + Nginx 構成です。プロバイダ単位のブロックで、ユーザーを巻き添えにしないようにしてください。